発達障害の支援・評価に必要な項目
- 障害特性とよばれる認知特性
- 全体的な知的発達水準
- 日常生活の適応状態
- 妨害要因
発達障害児の支援において評価を行う場合、上記のような情報収集を行うと有意義と考えられます。
解説
障害特性とよばれる認知特性
発達あるいは認知のどの領域にどの程度困難さがあるかを把握します。
障害特性は合併しているケースも少なくありませんので、1つの障害特性を把握しても他の特性が合併していないか確認しましょう。
支援の対象になる場合、何らかの困難さが生じているわけですから、障害特性の把握は必須と言えるでしょう。
全体的な知的発達水準
特性だけでなく、全体的な知的発達の水準も把握することは重要です。
全体的な知的発達水準を把握することで、課題やコミュニケーション、支援のレベルを設定しやすくなります。
また全体的な知的発達水準を評価することは、認知特性(苦手な情報処理や得意な情報処理)の把握にもつながります。
これらも関わり方や働きかけの参考になるでしょう。
日常生活の適応状態
実際の生活場面の評価ももちろん重要です。
人によって生活環境はそれぞれです。
その人の置かれている環境でその人がどのように困っているか、逆に適応できているかを見ることは、評価を具体的な支援につなげる上で重要な観点でしょう。
実際の生活状況と「障害特性とよばれる認知特性」「全体的な知的発達水準」の評価を組み合わせ、生活で困っていることや得意・不得意の背景を考えていきます。
妨害要因
妨害要因とは、本人と関わったり支援を行ったり、学習を行う上で困難をきたす可能性がある要因です。
例としては感覚過敏などがあるでしょう。
妨害要因を把握・配慮することで、よりスムーズな支援につながります。
逆に妨害要因について情報共有がなされていないと、トラブルや支援の滞りにつながる可能性があります。
参考資料
『発達障害者支援とアセスメントに関するガイドライン』(特定非営利活動法人 アスペ・エルデの会)2025年3月15日閲覧

