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カマンベールはいつから食べさせていい?
子供にカマンベールチーズはいつ頃から食べさせていいものなのでしょう?
子供にカマンベールチーズを食べさせる場合は、離乳食が完了した1歳半ないし2歳以降が目安と考えられます。
もちろん子供に食物アレルギーなどがある場合はその限りではありませんので、医師の指示に従いましょう。
また子供の成長には個人差があるので、最終的にはその子の状況を見ながらの判断となります。
解説
カマンベールチーズとは?
カマンベールチーズは、白カビで作られたチーズです。
表面についた白カビにより熟成していきます。
熟成の度合いにもよりますが中はトロっとしており、クリーミーで優しい味わいは万人向けのクセが少ないチーズと言えます。
カマンベールチーズの栄養素
文部科学省の食品成分データベースを参考にすると、
カマンベールチーズの栄養素は100gあたり
- カロリー:291kcal
- タンパク質:19.1g
- 脂質:24.7g
- 炭水化物:0.9g
- 食塩相当量:2.0g
となっています。
比較対象として、例えばベビーチーズなどとしてスーパーでよく見かけるプロセスチーズは以下のようになっています。
- カロリー:313kcal
- タンパク質:22.7g
- 脂質:26.0g
- 炭水化物:1.3g
- 食塩相当量:2.8g
その他の種類のチーズと比べても、カマンベールチーズは塩分・脂肪分共に中間的なチーズと言えます。
離乳食におけるチーズ
厚生労働省による「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳が進むにつれて塩分・脂肪分の少ないチーズを食材に用いてもよいとされています。
一般に離乳食は、
- 離乳初期(5~6か月)
- 離乳中期(7~8か月)
- 離乳後期(9~11か月)
- 離乳完了期(1歳~1歳6か月)
と大きく4段階に分けられます。
このうち乳製品の摂取が段階的に始まるのが離乳中期であり、生後7~8か月頃に相当します。
カマンベールを与える時期
カマンベールは熟成の度合いにもよりますが中はトロっと柔らかく、クセも少ないため比較的食べやすいチーズと言えます。
しかしながら、カマンベールチーズは塩分・脂肪分共に特別低いというわけではないので、離乳食期にあえて食べさせる必要はないかもしれません。
リコッタチーズやカッテージチーズなどヘルシーなチーズを離乳食は試しつつ、カマンベールチーズは離乳食が完了した1歳半や2歳以降からで充分かもしれません。
参考資料
『授乳・離乳の支援ガイド(2019)』(厚生労働省)2020年2月25日検索
『食品成分データベース』(文部科学省)2022年1月15日検索
『チーズの種類』(meiji)2022年1月15日検索
『チーズの種類』(チーズクラブ 雪印メグミルク)2022年1月23日検索