子供にちゃんぽんはいつから?
子供にちゃんぽんは何歳頃から食べさせていいものなのでしょう?
家庭の方針にもよるでしょうが、
子供にちゃんぽんを食べさせるなら、2歳前後からが1つの目安として考えられます。
以下、もう少し詳しく。
食育から見たちゃんぽんの解説
麺類の料理の中では、ちゃんぽんは比較的栄養バランスがとれた料理と言えます。
ラーメン・うどん・蕎麦などと比べると、ちゃんぽんは具材が多く比較的野菜も摂りやすい料理です。
また、諸説ありますがちゃんぽんは安くておいしくて栄養価の高い料理を考える中で生まれたものとされています。
ちゃんぽんの「ちゃん」は中国語の「混ぜる」という言葉が語源とされています。
いろいろな具材を混ぜるちゃんぽんは、野菜や肉などいろいろな食材を一緒に摂れる料理と言えるでしょう。
ちゃんぽんを食べさせる時期
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によると、
個人差はあるもののおおむね離乳食の完了時期は1歳半頃とされています。
上記から、目安としては2歳前後くらいから離乳食ではない一般的な食べ物を徐々に食べさせることがわかります。
先ほど書いた通り、ちゃんぽんは比較的野菜なども豊富な料理です。
調理の過程で炒めたり煮込んだりもするので、具材はすべて火が通り、比較的柔らかく食べやすいと言えます。
しかしスープはどうしても塩分が多くなりがちなので、
スープを薄味にするか残すなどの対応をすれば、2歳前後くらいからでもちゃんぽんは食べることができるのではないでしょうか。
おわりに
ちゃんぽんは地域によって微妙に作り方が異なります。
具材にエビなどを使う場合は、食べる子に合わせてアレルギーなども配慮しましょう。
食物アレルギーに関しては、医師の指示を仰ぐのが無難と言えます。
補足記事
参考資料
『授乳・離乳の支援ガイド(2019)』(厚生労働省)2020年2月25日検索
『1歳半児の咀嚼力と養育者の児への食事提供の実態』(厚生労働統計協会)2018年5月6日検索
『食物アレルギー』(厚生労働省)2020年7月21日検索
『食物アレルギー診療ガイドライン2016』(日本小児アレルギー学会)2020年7月21日検索