【目次】 [close]
エヴァンゲリオンはいつから?何歳から?
エヴァンゲリオンの視聴について厳密な年齢制限はありません。
そのため何歳から見てもいい作品ではあります。
しかしながらストーリーの複雑さや描写を考慮すると、エヴァンゲリオンは中学生以降くらいからが見やすいのではと考えられます。
エヴァンゲリオンの解説
作品の解説
エヴァンゲリオンは、事前の予備知識がないと大人が見てもわかりにくい作品です。
この背景には扱っているテーマ自体が難しい点と、そもそも伏線回収などが不完全な状態が長らく続いた点が挙げられます。
エヴァンゲリオンは概要としてはロボットが怪獣と戦うロボットアニメですが、厳密にはエヴァンゲリオンはロボットではなく人造人間であるといった設定の細かさがあります。
また敵なども含めてその世界観には聖書を踏まえた設定や展開があり、こういった知識がないとストーリーをしっかりと理解することが難しいです。
アニメのオープニングで登場する「生命の樹」などはその例と言えます。
また、ただでさえストーリーが難しいことに加え、それをアニメ最終回までにほとんど説明せず、伏線を回収せずに終わった演出が話題を呼びました。
これにより映画の製作に至るわけですが、そのぶん作品数も増え、全体像の把握が余計に難しくなることとなります。
対象年齢の解説(新劇場版)
エヴァンゲリオンはアニメと映画で若干趣が異なります。
エヴァンゲリオンという作品を最もわかりやすく描いているのが、映画である「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」です。
4部作であり2021年に完結した本作品は、アニメの続きというわけではなくストーリーをこの4部で完結できるよう再構成されています。
映画倫理機構によると、この4部作の最後にあたる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は「G」区分に該当し、全年齢対象の作品であることがうかがえます。
対象年齢の解説(作品全体)
このように、新劇場版に関しては比較的幅広い年齢層で楽しめそうなエヴァンゲリオンですが、作品全体を通してみるとまた違った解釈になります。
エヴァンゲリオンは先述のようにアニメはストーリーがまとまっておらず難解です。
また、アニメの続編として描かれる旧来の映画は性的な描写が非常に目立ちます。
こういった背景から、新劇場場だけでなくエヴァンゲリオンという作品全体に触れる場合はある程度の年齢が必要であると考えられます。
補足記事
参考資料
『映画倫理機構』2021年4月18日検索