アニメの対象年齢考察

週刊少年ジャンプは何歳から?|漫画の読者層と子供の発達

公開日:2021年3月13日


 
 

週刊少年ジャンプは何歳から?

「週刊少年ジャンプ」は小学校後半くらいから読み応えがあるのではと考えられます。

ただし少年ジャンプは特に年齢規制がある雑誌ではないので、本人が好めば何歳から読んでもいいでしょう。

また昨今は大人が漫画を読むことも許容される社会ですから、実際的に年齢層はあまりこだわらず幅広い世代が楽しめるのではと考えます。

 
 
 

解説

子供の発達の解説

子供の正常発達の目安がわかる
・遠城寺式乳幼児分析的発達検査
・津守式乳幼児精神発達質問紙
・ポーテージ早期教育プログラム
などを参考に考えていきます。

子供はおおむね1~2歳頃に絵本に興味を持ち出します。
この頃から(まだ文字は読めないものの)生活の中に本を読むという行為が入っていきます。

そして3~4歳頃には絵本の読み聞かせを5分くらいは静かに集中して聞けるようになっていきます。

5歳頃には文字の拾い読みが始まりだし、徐々に文字を読む・書くことを獲得していきます。

そして6~7歳頃には漫画を読めるようになっていきます。
この頃になると、文字を読んで内容を理解しつつ、漫画の独特なコマの移動を理解して読み進めることができていきます。

このように、漫画はおおむね小学校1年生くらいから読むことが可能になってくることがわかります。

 
 

少年ジャンプの解説

子供が漫画を読めるのはおおむね小学生くらいからですが、一方で少年ジャンプの内容はどのくらいの年齢層を想定しているのでしょうか。

例えば漫画雑誌であるコロコロコミックなどと比較すると、少年ジャンプのほうがより年齢層が高い印象を受けます。

広告への活用のため雑誌の読者層を調査する雑誌広告ドットコムによると、

週刊少年ジャンプの読者層は10歳~15歳が約6割で最も多い年齢層になります。
次いで16歳以上が約3割を占めます。

このように、週刊少年ジャンプは小学校後半以降、中学生前後が最も熱中できる時期なのではと予想できます。

 
 
 

参考資料

『少年コミック誌』(雑誌広告ドットコム)2020年7月1日検索

『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧

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