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「がらがらうがい」は何歳から?いつからできる?|子供の発達

公開日:2024年2月3日


 
 

ガラガラうがいは何歳から?

 水を含み、顔を上に上げて行う「がらがらうがい」。
 がらがらうがいは何歳頃からできるようになるものなのでしょうか。

 目安としては、がらがらうがいは4~5歳頃にできる傾向にあります。

 
 
 

解説

がらがらうがいができる時期

 日本歯科医師会の資料によると、がらがらうがいは3歳児で約25%、4歳児で約50%、5歳児で約75%の子ができるとされています。

 習慣や経験の差は多少あるでしょうが、おおむね5歳頃にはがらがらうがいをできる子のほうが多くなっているようです。

 
 

がらがらうがいのやり方・練習

 ガラガラうがいは鼻や気道に水が入り込まないように気をつけながら、舌の奥の方(奥舌)を動かして行います。

 このため奥舌の動きをいかに促すかがポイントになります。

 がらがらうがいの練習としては、水を含んだまま上を向く練習があります。

 口の中に水を含み、そのままこぼれないよう、飲み込んでしまわないように気をつけながら上を向いてもらいます。
 これを何回かやって慣れていきます。

 慣れてきたら、上を向いた状態で口を開けてもらいます。

 がらがらうがいができない子は、奥舌を上げる動作が不十分です。
 このため無理矢理うがいをさせると水がこぼれたり飲み込んでしまったりして嫌になってしまう可能性があります。

 がらがらうがいに対して「怖い」「できない」「嫌だ」といったネガティブなイメージがついてしまわないよう、段階を細かく分けて少しずつ教えてあげます。

 水を口に含めたら一旦水を吐き出します。
 水を口に含み上を向けたら、顔を下げて一旦水を吐き出します。
 水を口に含み上を向き、口を開けることができたら、口を閉じて下を向いて一旦水を吐き出します。

 このように段階を分けて少しずつできることを増やしていきます。

 水を含んで上を向いて口を開けることが十分できるようになってから、息を出す・「がー」や「あー」など声を出す感覚でうがいをやってみます。

 
 
 

うがいの解説

 
 
 

参考資料

『うがいの練習・指導』(日本歯科医師会)2018年9月15日検索

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