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頭からお湯をかけても泣かないのはいつから?何歳から?|子供のお風呂

公開日:2023年5月6日


 
 

頭からお湯をかけても泣かないのは何歳から?

 お風呂で、頭からお湯をかけても子供が泣かないのはいつ頃からなのでしょうか。

 こういった生活習慣は個人の感覚と家庭環境によって差があります。

 このためあくまで目安ですが、

 お風呂で頭からお湯をかけても子供が対応できるのは3歳前後からと考えられます。

 
 
 

解説

頭からお湯をかけても泣かない時期

 子供の発達を見る検査に、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。
 子供の発達を全体的に見ることができる質問紙形式の検査です。

 上記によると、お風呂で頭を洗っても泣かない時期は3歳頃であると考えられています(もちろん個人差はあります)。

 その他の発達検査を参考にしても、頭を洗うことや頭や顔にお湯がかかることはおおむね3歳前後くらいから対応できてくることが示唆されています。

 以上のように、頭からお湯をかけて洗う生活習慣は3歳前後くらいから対応できることが予想できます。

 
 

お風呂の習慣と子供の発達

 子供が小さい頃は顔にお湯がかからないよう、お湯のかけ方を工夫したりガーゼを用いたりする家庭が多いかもしれません。
 そして(場合によってはシャンプーハットなどの道具を用いながら)少しずつお風呂に慣れていきます。

 個人差はありますが、3~4歳頃は少しずつ顔や頭にお湯がかかることに慣れていく時期と言えます。

 もちろん、無理矢理やってしまえば子供は怖がってしまい余計に自立が遠ざかってしまいます。
 安全の範囲で、子供の精神的負担を配慮し、少しずつ「楽しいお風呂」の中で自立を目指していきます。

 顔や頭に少しずつお湯をかけ、お湯がかかることに慣れていきます。
 場合によっては子供自身の手でお湯をすくい「ちゃぷちゃぷ」と顔を洗ってみてもいいかもしれません。

 自分で自分の顔にお湯をかけ、顔を洗えることも生活の自立の1つです。
 この際、まだ石鹸を使うことは強要しなくて大丈夫でしょう。

 身体を洗うこともそうですが、最初は子供自身が「やってみる」ことが大切です。
 多少不十分であっても、自分でやろうとする姿勢と興味を尊重してあげます。

 
 
 

参考資料

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