赤ちゃんと鏡の認知
鏡に映る自分が自分だとわかるのは何歳頃からなのでしょう?
鏡に映った自分を「誰か」と思い、話しかけたりするのではなく、
鏡に映っているのは自分であるとわかる。
自己認知や視覚認知の発達も関わってきますね。
個人差はありますが、
鏡に映る自分が自分だとわかるのは、1歳半~2歳頃です。
鏡の中の自分と子供の発達
子供の発達を見る検査に、遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
上記によると、
子供は生後6か月以降から鏡に映った自分に反応したり、話しかけたりする素振りが見られるそうです。
この、「鏡に映った自分」を認知し興味を持てるかは、子供の発達をみる上でしばしば出てくる項目の1つです。
子供は0歳の頃からすでに鏡に興味を持ち始めますが、まだ鏡に映った自分が自分とわかるかと言えば不十分です。
子供は様々な物に興味を持ちながら、認知的な側面も発達させていきます。
甲南女子大学の論文によると、
鏡の中の自分を自分と認知できるのは、18か月~24か月頃と考えられています。
子供の自己認知の発達
18か月~24か月とは1歳半ないし2歳頃ですね。
2歳前後は自己と他者を切り分けた表現ができはじめる時期でもあります。
一般的な言葉の発達としては、
1~2歳頃には家族の名前が言えたり、
自分の名前(愛称も含む)を言うことができはじめます。
2歳半頃あるいは2歳後半頃になると
自分の名前を姓名できちんと言えたり、
自分の名前を含めて話をできるようになってきます。
おわりに
子供の発達には個人差がありますから、
あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。
鏡の中の自分に気づくにせよ、
自分の名前を言えるにせよ、
自分を認知するというのは発達において重要な指標の1つです。
自分という存在を自身が気づくという客観的な認識が物事の視野を広げていきます。
参考資料
『幼児期健忘と最初期記憶に関する研究の現在』(甲南女子大学 学術情報リポジトリ)2020年6月13日検索
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




