スイカ割りをできるのは何歳から?
スイカ割りは5歳前後からだと子供の発達の刺激になり、より楽しめると考えられます。
スイカ割りはレクリエーションの一つであり、極論は何歳からでもやっていい活動ですが、目隠しをして歩くというルール上、ある程度の運動能力やバランス感覚が求められます。
4歳ないし5歳頃であれば、よりスイカ割りの目的やルールに則って遊びやすくなってくるでしょう。
解説
スイカ割りのやり方
スイカ割りの一般的なやり方としては、
- 目隠しをして棒を持つ。
- 周囲の掛け声を頼りに前方にあるスイカを目指して歩く。
- スイカを棒で割る。
ということになると思います。
またルールによっては歩き出す前に棒を額につけた状態でぐるぐる回って、目を回した状態にするという工程を加えることもあるでしょう。
スイカまでの距離はまちまちで、場合によっては歩かずに目の前にスイカを置くパターンもあるでしょう。
いずれにせよスイカ割りはスイカを上手に割ることはあまり重要視されず、あくまでみんなでワイワイ雰囲気を楽しむレクリエーションです。
スイカ割りができる年齢
子供の発達を見る検査に、ポーテージ早期教育プログラムというものがあります。
子供の発達の目標を年齢別・段階別に見ることができる評価・訓練方法の1つです。
上記によると、目を閉じて片足で10秒ほど立つバランス感覚は、5~6歳頃の運動発達と考えられています。
また、棒やバットでボールを打つ野球遊びのような行為も5~6歳頃の発達と位置付けられています。
このように、5歳頃は目隠しをした状態でのバランス感覚や、棒で何かを打つ運動に成長が見られる時期であることがわかります。
保育園(集団場面)でのスイカ割り
以上のように、5歳前後、つまり保育園の年中さん頃であればスイカ割りは運動発達の側面から見ても有意義と考えられます。
ただし先述のようにスイカ割りは雰囲気を楽しむ活動なので、それ以下の年齢でも気負わず行っていいでしょう。
実際保育園でスイカ割りを行うケースはありますし、あまり年齢にこだわる必要はありません。
ただし目隠しをして棒を持つスイカ割りは、ある程度は子供の落ち着きや大人の声掛けを聞く習慣が必要でしょう。
目隠しをした途端に棒を振り回し、他の子を怪我させることがないように気をつけたいものです。