育児・教育コラム

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子育てでご褒美シールのよくない使い方

公開日:2025年3月26日


 
 

ご褒美シールを安易に使わない

 子育てにおいて、「安易に」ご褒美シールを使うことは気をつけたほうがいいと思います。

 そもそも、子供にご褒美シールをあげるということはどういうことなのか。
 親自身がその意図を自覚していなければ、ご褒美シールの効果は十分に得られないと思います。

 
 
 

解説

ご褒美としてのシール

 勉強やお手伝いなど子供が何か頑張った際に、ご褒美としてあげるシール。

 このシールは文字通り「ご褒美」としてあげているわけですが、そもそも子供にとって「ご褒美」はたくさんあります。

 お菓子もご褒美でしょうし、おもちゃもご褒美でしょう。
 遊園地に遊びに行く・外食に行くといった活動もご褒美でしょう。

 それに比べれば、シールというものは安価で手軽なご褒美と言えます。

 多くの親や「先生」と呼ばれる職業の人が、この「安価で手軽だから」という理由でシールをご褒美にしているのではないでしょうか。

 しかしシールをご褒美にする意味は、「安価で手軽だから」という理由だけではないと思います。

 
 

抽象的なご褒美

 シールをご褒美として用いる本当の意義は、子供に「より抽象的なご褒美の価値」を見出してもらうことではないでしょうか。

 おもちゃを買い与えるでもお菓子を与えるでもなく、ただの「シール」をあげる。
 そのシールにどんな喜びを見出せるか。

 シールそれ自体ではなく、「なぜ自分はシールをもらえたのか」ということに子供が気づけることが大切なのではないのでしょうか。

 何かを達成しそれを他者に認めてもらい、その証としてシールをもらった。
 そういった達成感を経験し喜べるヒントとしてご褒美シールはあると思います。

 
 

ご褒美シールの使い方

 ただその子の好きなシールを買って与えるだけでは、おもちゃやお菓子を買い与えることと変わりません。
 つまり物で釣っているだけになってしまいます。

 そうではなくて、その子が何かを頑張れた過程と結果を証明するものとしてのシール。それがご褒美シールのより良い渡し方ではないでしょうか。

 「○○ちゃん、毎日お手伝いがんばったね。偉いね。お母さん、とっても助かったよ」

 例えばそういった、(どんなところが素敵だったか具体的に)言葉を添えてシールを渡してあげれば、子供はそこにシール以上の価値を見出せるのではないでしょうか。

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