幅跳びができるのはいつから?
子供が幅跳びをできるのは何歳頃からでしょうか。
ここで言う幅跳びとは、陸上競技で行うような本格的なものではく、幼児期の運動としての簡易なものを指します。
つまり両足を揃えた状態で前にジャンプし、着地できることを指します。
個人差はありますが、幅跳び(両足が揃った状態で前方へ跳ぶ)ができるのは3歳後半頃からと考えられます。
解説
幅跳びができる時期
子供の発達を客観的に見る方法の1つとして、遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
子供の発達を簡易的ではありますが全体的に見ることができる、専門機関でもよく使われている検査です。
これによると、両足を揃えて前方に跳ぶ動作は3歳8か月頃の発達に位置付けられています。
その他の類似した発達検査なども踏まえると両足跳びは4歳前後の発達に位置付けられているものが多く、3歳後半から4歳頃には幅跳びが可能になることが予想できます。
幅跳びと子供の運動発達
幅跳びが意味する子供の運動発達のポイントはいくつかあります。
まず、両足を揃えて跳ぶ動作は身体の協調性やバランスが必要です。
両足を揃えて跳ぼうとしてもそれができない。ジャンプするときに足がバラバラに動いてしまう。
これはつまり左右の足に均等に力を加えることや、それを保つ運動ができていないことを表すでしょう。
両足を揃えてジャンプをすることは、こういった左右の身体をバランスよく使えているかどうかを見る指標の1つとなるでしょう。
また、前方に跳ぶには上手に力を込めたり、重心を移動させたり、地面からタイミングよく足が離れることが必要です。
子供達の中には、跳ぶ真似(足を屈伸するなど)はできても足が地面から離れず跳ぶには至らない子がいます。
前方に跳ぶには力を込めるタイミング、足が地面から離れるタイミング、着地する場所に足を動かすタイミングなど様々なタイミングが重なってはじめて可能となります。
こういった体全体を協調させて1つの動作につなげることが、(他の運動と同様に)幅跳びには必要になります。
両足跳び(ジャンプ)について
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




