その他の食べ物の対象年齢

じゃがりこは何歳から子供に食べさせていい?

公開日:2022年10月15日


 
 

じゃがりこはいつから食べさせていい?

 じゃがりこは4歳以降が対象年齢であると考えられています。

 堅さが特徴のお菓子であるため、喉に詰まらせるなどの事故に気をつけながら、大人の目の届く範囲で食べることが望ましいでしょう。

 
 
 

解説

じゃがりこの対象年齢

 カルビーのホームページを確認すると、じゃがりこを食べるおすすめの年齢は4歳以降と記載されています。

 カルビーにおいてじゃがりこは堅さが特徴の商品と位置付けられています。
 このため幼い子供が食べる場合は、口の中を傷つけたり喉に詰まらせてしまわないよう気をつけながら与えることを注意喚起しています。

 
 

子供の咀嚼能力の発達

 じゃがりこはスティック状で食べやすいですが、その堅さから食べる場合はある程度の咀嚼能力が必要になってきます。

 物を噛むには奥歯、つまり臼歯が必要です。

 厚生労働統計協会にある論文によると、
 臼歯が物を噛むことを営むようになるのは一般に1歳8カ月以降と言われています。

 そして臼歯が生えそろうのは一般的には2歳6カ月~3歳6カ月頃とされています。

 このように、咀嚼能力は幼児期後半(3歳~6歳)に徐々に習熟していくと考えられます。

 カルビーがじゃがりこの対象年齢を4歳以降にしているのはお菓子の中でも比較的堅さがある点と、個人差を踏まえて無難な年齢設定をしている点が背景にあるのかもしれません。

 
 
 

参考資料

『カルビー商品は何才頃から食べられますか?』(Calbee)2022年10月12日検索

『授乳・離乳の支援ガイド(2007)』(厚生労働省)2020年7月25日検索

『1歳半児の咀嚼力と養育者の児への食事提供の実態』厚生労働統計協会)2018年5月6日検索

『歯・口の健康づくりの理論と基礎知識』(文部科学省)2018年8月7日検索

『歯の健康』(厚生労働省)2018年1月6日検索

『幼児の咀嚼機能発達支援を通した口腔機能発達をめざす 食育プログラムの効果』(日本食育学会)2018年10月25日検索

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