4歳児の発達

イラスト(画像)でわかる 4歳児のしゃべり方と内容~子供の言葉の発達と会話~

公開日:2019年9月25日


 
 

およそ4歳児の会話

4歳児ってどんなことをしゃべるのでしょう?

言葉の発達には個人差がありますのであくまで目安ですが、

イラストで表すとイメージはこのようになります。

ちなみに4歳児が人の絵を描くと上記のような絵になると考えられます。

そして、4歳児が話す内容や傾向は上記の吹き出しのような内容になると考えられます。

以下、これらの根拠や詳細を。

 
 
 

子供の言葉の発達

話題の継続性

4歳児の会話のポイントは「話題の継続性」です。

3歳頃まではただ言葉が溢れるように出ていたのが、
4歳頃になると相手と話題にそった話がある程度できるようになってきます。

 
 

昨日のことを話せる

今この瞬間しか話せなかったのが、
4歳頃になると昨日の話題を思い出しそれを言葉にすることができます。

「昨日何したの?」などの質問に答えることができるようになってきます。

 
 

歌を歌う

歌のレパートリーが増えてくるのも4歳前後です。

 
 

挨拶の言葉

「ただいま」「ありがとう」「いただきます」「ごめんなさい」

いろいろありますが
複数の挨拶の言葉を生活の中で使うことができるのもこの頃からです。

 
 
 

子供の絵の発達

補足ですが、
人の絵を描けるようになってくるのも4歳頃からです。

具体的には、顔に体を描き、手足をつける。

非常にシンプルではありますが。

このように4歳前後はお絵描きもはかどってくる時期です。

詳しくは以下をご参照。

 
 
 

おわりに

子供の成長には個人差がありますから、あくまで目安程度に活用していただけると幸いです。

会話は「言葉のキャッチボール」と言われますが、

まさに4歳はその「言葉のキャッチボール」ができはじめる時期です。

それ以前はどちらかというとただ「言える言葉を羅列する」「自分の話したいことを話す」イメージが強かったお子さんが、次第に「会話」をできるようになってきます。

この言葉の「質」の成長が3~4歳の時期は印象的です。

 
 
 

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参考資料

『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧

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