言葉の対象年齢考察

「貸して」と言えるのは何歳から?|子供の言葉とコミュニケーションの発達

公開日:2020年7月27日


 
 

「貸して」を言えるのは何歳から?

子供が子供に「貸して」と言えるのは何歳頃からでしょう?

使いたいおもちゃがあって、
何も言わずに取るのではなく、
「貸して」など言葉で断りを一旦入れる。

おもちゃを使いたいときの「貸して」や

一緒に遊びたいときの「入れて」。

これらは保育園など子供同士の集団生活が始まると特に必要になってくる言葉です。

個人差はありますが、
「貸して」を言えるのは3歳半頃です。

 
 
 

子供のコミュニケーションの発達

「貸して」と言う行為は、言葉の発達もさることながらコミュニケーション面の発達と言えます。

自分が使いたいという意思と、相手の気持ちを考えるという状況から「貸して」と言葉でまず気持ちを伝えることができる。

子供の発達を見る検査に、
津守式乳幼児精神発達質問紙
というものがあります。

子供の発達を全体的に見ることができる問診形式の検査です。

上記によると、

友達が使っている物を自分が使いたいとき、「貸して」と言えるのは3歳6か月相当の発達と考えられています。

 
 
 

3歳児のコミュニケーション

3歳ないし4歳頃は、保育園の年少さんに該当する時期ですね。

それまで親や祖父母といった「対大人のコミュニケーション」が主だった子供達にとって、

保育園や幼稚園は子供同士つまり「対子供のコミュニケーション」を経験できる場です。

実際子供同士の活発なやりとりはおおむね年中さん頃から見られ、

年少さんというのはまだ大人のサポートを受けながら子供同士は徐々に接していくような時期です。

そのため、

年少さんの子供同士のコミュニケーションは、まだぎこちなさや一方的な感じも見受けられます。

しかし

その中でも確かに相互的なコミュニケーションの芽生えが要所要所で見られます。

その中の1つが「貸して」や「入れて」といった相手の承諾を得る言葉です。

 
 
 

おわりに

子供の発達には個人差がありますから、
あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。

実生活ではその子自身のペースを大切にしてあげましょう。

3歳頃は集団生活の中で順番を守ったり1つの物を一緒に使ったりなどができる時期です。

「自分が使いたいから」ではなく、相手のことも考えて協調する。

自分で自分の欲求をコントロールすることでもあり、大人になっても使う大切な力です。

家庭でも順番や交代などの習慣を取り入れると有意義でしょう。

 
 
 

補足記事

 
 
 

参考資料

-言葉の対象年齢考察