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小学3〜4年生の国語の内容と家庭学習の考え方|子供の言語発達

公開日:2020年4月16日


 
 

小学3〜4年生の国語の要点

文部科学省の学習指導要領を参考にすると、

小学校中学年の国語では、
筋道を立てた目的に沿った話し方が重要になってきます。

低学年が比較的、物事の順序つまり事実をきちんと捉えることがポイントだったのに対し、
中学年ではそれらをよりまとめ洗練させていくことが必要になってくるわけです。

また、
読み書きではより伝わりやす構成や内容に工夫してくことがポイントになります。

 
 
 

小学校中学年の国語の学習内容

聞く

  • 必要があれば、メモをとりながら聞ける
  • 互いの考えの共通点や相違点を見つけることができる
  • 図や表なども踏まえながら聞ける

 
 

話す

  • 抑揚や間の取り方に気をつけて話す
  • 相手の話に応じて質問したり感想を言ったりする
  • 司会や提案者といった役割に応じて話す
  • 理由や事例を挙げながら筋道を立てて話す

 
 

読む

  • 内容や場面が伝わるよう音読できる
  • 場面の移り変わりや登場人物の感情変化に気をつけて読める
  • 事実と意見を分けて読み取れる
  • 目的に応じて文章を読める
  • 文章を引用したり要約できる
  • 同じ文章でも感じ方は一人一人違うことに気づける
  • 目的に応じていろんな本を読める

 
 

書く

  • 書く上で必要な事柄を調べる
  • 段落を理解し意識して構成する
  • 理由や事例を挙げて書く
  • 文章の敬体と常体との違いに注意しながら書く
  • 文章の間違いを正したり、より良い表現に書き直したりする

 
 
 

言語・コミュニケーションの発達からみた中学年の国語

小学校中学年という時期は、
俗に「9歳の壁」とも言われ、
学習内容が急激に難しくなっていく時期です。

この時期の学習内容をマスターできるか否かが、
小学生の学習内容についていけるかどうかの1つのポイントになります。

扱う漢字や慣用句も増えていき、

基礎的な言語力としての力だけでなく、
どれだけ学習した内容を覚えて(暗記できて)いるかも授業や成績に影響が出てきます。

 
 
 

おわりに(家庭学習のポイント)

中学年ではより論理的な言葉の使い方を習慣化していきたいものです。

例えばメモをとる習慣。
お手伝いやお使いなどで、自発的にメモをとれるよう一緒に取り組んでみてもいいでしょう。

また、
「事実」「感想」「理由」「事例」など事柄のジャンルを意識しながら話すことも有意義です。

話し方の1つに「PREP法」というものがあります。

PREP法とは、
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(事例、具体例)
P:Point(結論を繰り返す)

の4ステップで比較的簡略にわかりやすく物事を説明する手法です。

例えば、
私はケーキが好きです。(結論)
甘くておいしいし、見た目も可愛いからです。(理由)
特にお母さんが作ったいちごのケーキはおいしくて、大好きです。(具体例)
だから誕生日はいつも楽しみです。(結論)
といった具合です。

完璧にできる必要はありませんが、
こういった話法を意識して話してみてもいい時期でしょう。

 
 
 

その他の記事

 
 
 

参考資料

『学習指導要領「生きる力」 第2章 各教科 第1節 国語』(文部科学省)2020年4月14日検索

『学習指導要領「生きる力」 第2章 各教科 第3節 算数』(文部科学省)2020年4月14日検索

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