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ロイロノートとは? 特徴やメリット・デメリット|小学校・中学校のICT教育

公開日:2021年7月27日


 
 

ロイロノートとは?

 ロイロノートとは、小学校などでICT教育やオンライン授業を行うためのアプリの1つです。

 正確には「ロイロノート・スクール」という名称になります。

 アプリやサイトからログインする形で使用するクラウド型のアプリであり、パソコンやタブレットのどちらでも使用することができます。

 教師と生徒の提出物管理を行いやすくする点が主な役割・特徴となります。

 
 
 

解説

ロイロノートの概要と特徴

 ロイロノートはアプリを開くと専用のデスクトップのような画面が開きます。

 生徒や教師はそこにカードと呼ばれる形式で写真やテキストを貼り付けていきます。
 ドラッグアンドドロップで操作でき、感覚的にはパソコンにおける付箋に似ています。

 画面にはこれらテキストや写真を送る機能があり、これによって教師と生徒がやりとりをします。

 このようにして教師と生徒が教材や資料・課題をオンラインで共有できます。

 ちなみにロイロノートはビデオ通話機能に関してZoomなど別アプリの併用を推奨しており、ロイロノート単体でオンライン授業が完結するわけではありません。

 
 

ロイロノートのメリット(長所)

 ロイロノートの長所は以下の点が挙げられます。

  • 直感的な操作で、比較的低年齢の子供も操作しやすい
  • 提出物管理を簡単にすることで教師の負担が減る。リスク管理ができる

 オンライン授業では「どのようにして安全に生徒と教師がデータをやりとりするか」はポイントの1つになります。
 ロイロノートはそういったやりとりの煩わしさを1つのアプリで管理してくれるので便利なツールだと思います。

 
 

ロイロノートのデメリット(短所)

  • ワード・エクセル・パワーポイントといった大人になったら使うであろうアプリを触る機会が減る
  • 教育現場以外では聞き慣れないアプリであるため、親が操作に戸惑う
  • 直感的な操作は便利だが、タブレット感覚の操作ができるためタッチタイピングなどを学ぶ機会が減る

 以上のようにICT教育およびオンライン授業はロイロノートだけで完結するものではなく、補足としてどんな学習・教材を取り入れるかが重要になってきます。

 
 
 

ロイロノートのデータを保存・ダウンロードする方法

 
 
 

補足記事(タブレットのバッテリーを長持ちさせる方法)

 
 
 

参考資料

『ロイロノート』 2021年7月15日検索

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