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飲み会での上下関係
年齢が離れると世代間の理解に苦しむものです。
特に会社から外に出た飲み会では世代の価値観がもろに出てしまいがちです。
飲み会において年配者が若者と接するときに気をつけることを考えていきます。
飲み会で若者への気の遣い方
「とりあえずビール」を強要しない
「とりあえずビール」という価値観もやや古いものになりつつあります。
せっかくの飲み会だから飲みたい物を飲みたい。
飲みたいものがチューハイやカクテルである場合もあります。
人それぞれです。
最初はビールが当たり前という価値観を強要するのはやめたほうが無難でしょう。
もちろん、最初はとりあえずみんな同じものを頼んだ方が注文が早いという合理的な観点はあります。
しかしその判断をするかどうかはみんなが決めることで年配者が「こうあるべき」の「べき論」で決めることではありません。
とりあえずビールにするから、その場の人達の気持ちを察しながら。
取り箸を使う
大皿から料理を取るときは取り箸を使いましょう。
たまに、みんなが気を遣わないようにと「直箸で取っていいよ」言う年配の人がいます。
しかし「他人と直箸が嫌な人」からしたらそれを言われるときついものです。
取り分けさせない
会社の飲み会では若い社員が大皿から料理を取り分けるシチュエーションがたまにあります。
そういうときは感謝の気持ちを述べつつ、「みんなそれぞれで取っていいよ」と伝えてあげるといいかもしれません。
食べたい量は人それぞれですし、若手が上司に取り分けないといけないとう雰囲気は堅苦しいものです。
ビールも互いに
部下が上司のビールを注ぐシチュエーションは会社の飲み会あるあるではないでしょうか。
部下が上司にビールを注ぐべきというのも偉そうな話と言えば話です。
年配の人はそういうことにこだわらず、自分で注いだり部下に注いであげたりも必要です。
ただしビールを注ぐ際は相手の飲む量や好みも配慮して。
次はカクテルを飲みたいからビールを空けているのに、注がれたら若い人も困ってしまうでしょう。
座席を配慮して
飲み会の席で偶然にも上司と上司の間に部下が座ったら、部下は気を遣ってしまうでしょう。
年配の人は自分から席を立ったり自由に席を移動できる雰囲気を作って、若い人が話したい人と話せる雰囲気を作ってあげましょう。