小学校中学年のお手伝い
9~10歳頃、小学校3,4年生のお手伝いは、家電など比較的複雑な道具を扱う内容も含まれていくでしょう。
これら道具を使ってより複雑な家事を手伝えるようになる時期でもあります。
以下、個人差はあるでしょうが子供の発達の背景を踏まえた、お手伝いの例を挙げていきます。
お手伝いの例
お部屋のインテリア
個人差ありますが、10歳前後は自分のスペースを清潔に保ったり飾り立てることにも興味が芽生えてくる時期です。
子供の意見を取り入れながら、家庭のインテリアを一緒に考えてみてもいいでしょう。
特に子供部屋や子供の学習机の整理整頓はこれらが発揮されるでしょう。
親がなんでもやってあげるのではなく、子供の意見を取り入れながら子供に考える機会を作ってあげることが大切です。
この際、「ここに○○を飾ると可愛いね」「ここに○○を置くとおしゃれだね」と一緒に言語化しながらやっていくとよりイメージを共有しやすいでしょう。
お湯を沸かす
ケトルややかんを使ってお湯を沸かすことも、良い練習となるでしょう。
子供が熱いお湯を扱うことは親としては心配な面もあるでしょう。
しかし気をつけながら少しずつ経験させることも大切です。
親の目の届く範囲で、初めは見本を見せたり手伝ってあげながら、お湯を沸かしてみましょう。
ちなみに電気やガス、刃物や熱湯を扱うお手伝いは「親に言ってからする」「親が居るときだけにする」など家族であらかじめルールを決めておくと良いでしょう。
家電の操作
掃除機や洗濯機など、家電を操作した上で家事をやることも9~10歳頃は良い経験となるでしょう。
当然ながら、使い方は家庭によって異なるので親が教えてあげましょう。
また家電は間違った使い方をすれば壊れてしまいます。
どういった点に気をつけて扱うかも含めて教えてあげることは、子供のリスク管理を養う上で有意義でしょう。
年齢別のお手伝いの一覧