思春期とは?
思春期とは主に10代に見られる身体と心の著しい変化の時期です。
身体は「陰毛が生える」「初潮や精通を迎える」など大人の身体へと成長していきます。
心の面も認知的に成長してきます。しかし子供から大人になっていく過渡期であるため不安定で揺れ動きがある時期と言えます。
解説
思春期の年齢・時期
思春期の時期は個人差がありますが、おおむね10歳~18歳くらいまでの期間を指します。
つまり児童期の後期から青年期の前期、小学校高学年から中学・高校時代を指すと言えるでしょう。
思春期の特徴
思春期に伴う変化としては、主に以下のようなものが考えられます。
- 第二次性徴の開始に伴う身体的・生理的変化
- 抽象的思考やメタ認知、自己意識、感情理解などの認知的変化
- 重要な他者が親から友人に移行する対人関係の変化
第二次性徴に伴う身体的・生理的変化は思春期の変化として象徴的なものの1つでしょう。
男女ともにいわゆる大人の身体に変化していきます。
また、身体面だけでなく精神面・心理面の変化も思春期を語る上では欠かせない要素でしょう。
身体的な変化もあって思春期の精神面は不安定な傾向にあります。
人間関係も変化していき、この点が親が子供と接する上で戸惑う点となりがちなのではないでしょうか。
だんだんと友人関係が広がり、家族との関係・時間がこれまでのものとは異なったものになっていきます。
思春期の課題
心と身体の変化が大きい思春期において、課題の1つとなるのが「自立」と考えられています。
自立とは「自分の感情で考え、行動に関して自ら主体的に管理・決定し、それらに責任を持つこと」です。
思春期から青年期にかけて、子供はこのような「自立」を獲得すること、親はそれをサポートすることが重要と考えられます。
参考資料
石川満佐育(2020)『思春期の子どもをもつ保護者への支援―理論的背景とCOVID-19感染予防の状況下における対応―』(日本学校心理学会)2024年2月3日閲覧