ワードスナイパーを手作りする
ワードスナイパーは既製品を買ってもいいですが、自作しても楽しめると思います。
ワードスナイパーは「『か』のつく『赤いもの』」などお題に沿った言葉を早く思い浮かべるゲームです。
カードのデザインも可愛いので既製品を買う価値も十分あると思います。
しかし価格は(ネットショップにもよりますが)1,700円くらいで、こだわりがない人にとってはちょっと割高な印象もあるかもしれません。
他のカードゲームと比べて特別高いわけではありませんが、「表にお題、裏に文字が書いあるカード」と考えると価値観が分かれるところでしょう。
解説
ワードスナイパーのルール
ワードスナイパーは、カードの構成やルールを把握すれば自作はそれほど難しいものではありません。
ワードスナイパーとは、カードに書かれたテーマに沿って早く言葉を言った人が勝ちのゲームです。
ワードスナイパーのカードは表に「赤いもの」などのお題、裏に「か」などの文字が書かれています。
山札から1枚カードをめくり、めくったカードの文字と次のカードのお題を組み合わせます。
このように、文字とお題の組み合わせが毎回変わりマンネリ化しないのがワードスナイパーの優れた点だと思います。
組み合わさったテーマ、例えば「『か』がつく『四角いもの』」などに沿って早く言葉を言えた人がそのカードをもらうことができます。
誰も言葉が思いつかなかった場合はカードを再度めくり、「『か』か『い』がつく『四角いもの』」などのように許容範囲が広がっていきます。
各カードは難易度に応じて数字が記載されており、それがポイントとなります。
例えば「か」のカードは1点ですが、「あい」など2文字指定のカードは5点と配点が異なります。(例えば「『あい』がつく『冷たいもの』」であれば「アイス」などが解答となるでしょう)
取ったカードの合計点が一番高い人が勝ちとなります。
ワードスナイパーを手作りするポイント
以上より、ワードスナイパーを手作りする際のコツは以下のようになります。
- 表に「赤いもの」などのお題、裏に「あ」などの文字を記載する
- 文字にはその難易度に応じてポイント(数字)を記載する(「あ」など1文字は1点、「しゃ」など拗音や濁音は3点、「あい」など複数文字指定は5点など)
- 文字もお題も、使いやすい物は複数枚あってもいい
- 全部で50枚くらい
上記の念頭に、ダイソーなど100円ショップで買った白紙のカードに書き込んでいきましょう。
あるいはパソコンのエクセルなどを使って入力・印刷・ラミネートしてもいいかもしれません。
既製品がどんなお題を採用しているかは当然著作権に関わるのでここでの記載は避けます。
しかし用途に合わせてお題の質を変えることができるのはワードスナイパーの自作のメリットだと思います。
大人同士で行う場合は難しめのお題にしていいでしょうし、子供の学習教材として用いるのならシンプルなお題がいいでしょう。
参考資料
『ワードスナイパー特設ページ』2023年9月9日閲覧