おおきな森のどうぶつしょうぎとは？
「おおきな森のどうぶつしょうぎ」とは、子供向けに駒の動きが明記された将棋の１つです。
可愛いイラストとそれぞれの動きが印刷された駒に木の温もりを感じる将棋です。
元々は駒の数とルールが簡略化された人気商品「どうぶつしょうぎ」
解説
位置づけ
おおきな森のどうぶつしょうぎは、駒の数とルールが簡略化された人気商品「どうぶつしょうぎ」の派生商品です。
元々「どうぶつしょうぎ」は３×４の１２マスの盤上で、動物に見立てた持ち駒４つを使って行う簡易な将棋風ゲームです。
シンプルなルールと短時間で遊べる点、子供も親しみやすい可愛いイラストで有名な玩具の１つと思います。
「おおきな森のどうぶつしょうぎ」は、このどうぶつしょうぎのイラストや雰囲気をそのままに、普通の将棋の構成となった商品です。
構成
おおきな森のどうぶつしょうぎの駒の構成や特性、普通の将棋と同じ物になっています。
桂馬がうさぎ、香車がいのししなど駒の動きと動物のイメージがうまく合わさった物となっています。
一方で、ゾウやキリンは角や飛車に該当するため、「おおきな森のどうぶつしょうぎ」と「どうぶつしょうぎ」では動く範囲が異なります。
この点は「どうぶつしょうぎ」から「おおきな森のどうぶつしょうぎ」に移行した子は戸惑うかもしれません。
レビュー
おおきな森のどうぶつしょうぎは、普通の将棋に対応したことで逆に個性がなくなってしまった感が個人的にはあります。
駒が少なく、盤が小さく、短時間で気軽にプレイできるのが元々の「どうぶつしょうぎ」の強みの１つであったと思います。
これが「おおきな森のどうぶつしょうぎ」になると、当然通常の将棋と同じですからその強みはなくなります。
また、近年は「おおきな森のどうぶつしょうぎ」に限らず、子供向けに駒の動きが印刷された将棋は様々なメーカーから出ています。
個人的には可愛いイラストやデザインが好みであれば「おおきな森のどうぶつしょうぎ」、
できるだけ本来の将棋に近くてけれど子供でも親しみやすい物であれば「スタディ将棋」などが選択肢になるのかなと思います。
参考資料
