2語文はいつから?
子供が2語文を話すのは何歳頃からなのでしょう?
2語文とは、「マンマ、たべる」などの簡単な文章ですね。
「ママ」「パパ」など初めて単語を話すときと同様に、2語文も子供の言葉の発達の大きな目安の1つです。
個人差はありますが、
2語文は2歳頃から見られます。
以下、これらの根拠を。
2語文と子供の言語発達
子供の正常発達を知る目安として、医療現場で使われる検査に遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
上記によると、
2語文を話すのはおよそ1歳9カ月から2歳0カ月相当の発達であることがわかります。
その他の類似した文献や検査を見ても、
やはり2語文は1歳後半から2歳台に見られる言語発達のようです。
2語文が出ていないときは?
では、2語文が出ていないときはどうしましょう?
当然ながら、2語文を話せるようになるためには2語文を話すための土台が必要です。
先述の通り、2語文を話すというのはおよそ2歳相当の言語発達です。
2語文を話すためにはまず、1歳台相当の言語発達の土台が必要になってくるでしょう。
具体的には、
- 言葉が5個以上出ている
- 「かわいい」「おいしい」など感情に関わる言葉が言える
- (その子が知っている物を)「あれ何?」と聞くと答えてくれる
- 大人の言葉を真似てみる
- 「ちょうだい」など要求のための言葉を使える
などです。
当然、これらが言えれば必ず2語文を話せるとまでは言いませんが、いずれにせよ言葉の土台であることは確かです。
まとめ
子供が2語文を話すのは何歳頃からなのでしょう?
子供は1歳前後くらいから意味のある言葉を話し始め、
- 言葉が5個以上出ている
- 「かわいい」「おいしい」など感情に関わる言葉が言える
- (その子が知っている物を)「あれ何?」と聞くと答えてくれる
- 大人の言葉を真似てみる
- 「ちょうだい」など要求のための言葉を使える
といった言葉の力を身につけながら、
2歳前後に「マンマ、たべる」などの2語文を話し始めます。
しかしながら、子供の発達には個人差がありますし、子供の発達は一定のペースで進むわけでもありません。
ある時期は停滞(?)したように一見すると変化がなかったり、
またある時期は1日単位で変化がみられるくらい著しい成長をしたり。
大切なのはその子のペースに合わせて穏やかに背中を押してあげることです。
また、育児は誰しもが不安を感じるものです。
家族であれ友人であれ公共の機関であれ、気軽に相談できる相手や場所をもっておくことが大切です。
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