子供が歌を歌えるのは何歳から?
子供が歌を歌えるのは何歳頃からでしょう?
個人差や家庭環境にはよりますが、
子供が歌を歌えるのはおおむね2歳頃からです。
4歳頃になってくるとずいぶんしっかり歌うことができはじめます。
「歌を歌える」とは?
一口に「歌を歌える」と言っても、具体的にどういうことでしょう?
歌を歌う初期の状況として、まずは
「歌の1フレーズを部分的に口ずさめる」という状況があるでしょう。
そこから発展して、
「簡単な歌を(部分的には歌詞が違っても)1曲歌える」という状況が考えられます。
そうやって歌に親しみながら、
「複数の歌を歌うレパートリーがある」という状況に至ります。
このように、子供の発達において「歌を歌う」という状況も段階があり、当然ながら難易度が違うのでこれらができる時期も異なってきます。
「歌を歌う」ことと子供の発達
子供の成長には個人差があります。
「うちの子は○○歳で○○ができた」といった経験談は参考にはなるかもしれませんがあくまで経験則の域を出ません。
子供の成長を考える上ではある程度客観的なものの見方が時として必要です。
子供の発達を見る検査に、津守式乳幼児精神発達質問紙やKIDS乳幼児発達スケールといったものがあります。
こういった発達検査を参考にすると、
歌を部分的に歌える様子はおおむね2歳頃から見られます。
さらに、例えば替え歌を歌ったり細かい歌詞が違うなど
大雑把ですが何か1曲歌を歌えるのは3歳頃から見られます。
そうやってレパートリーが増えながら、
4歳頃には10曲前後の歌のレパートリーがでてきます。
まとめ
子供が歌を歌えるのは何歳頃からでしょう?
家庭環境にはよりますが、
おおむね2歳頃になってくると歌を口ずさむような様子が出てきます。
そうやって成長しながら、3歳頃になると何か歌を通して歌えるようになってきます。
4歳頃になると複数の歌のレパートリーが出てくるでしょう。
一方で、子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの発達項目の年齢だけでその子の全体を語ることはできないものです。
あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。
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