「ちょうだい」と言うとくれるのは何歳から?
子供に「ちょうだい」と言うと、子供が持っている物をくれるのは何歳頃からでしょう?
子供が手に何かを持っている。
ものすごく好きな場合は日によるかもしれませんが、ある程度の物であれば、こちらが「ちょうだい」と言えば手渡してくれる。
個人差はありますが、
「ちょうだい」と言ったらくれるのは、1歳前後くらいから見られる行動です。
以下、もう少し詳しく。
要求の理解と子供の言語発達
子供の発達を見る検査に遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
上記によると、
「おいで」や「ねんね」「ちょうだい」といったこちらの要求に関する言葉の理解はおよそ1歳0カ月~1歳2カ月相当の発達であることが示唆されています。
このように考えると、
「ちょうだい」というこちらの働きかけに応じることができるのは1歳前後くらいからと予想できますね。
「ちょうだい」を言えるのは何歳?
一方で、子供のほうから「ちょうだい」を言えるのはいつくらいからなのでしょう?
私達も、漢字を読むのと書くのではできる範囲が違うように、
子供達の言葉の発達も「聞いてわかる」ことと「話せること」は異なります。
上記の記事で詳しく触れましたが、
子供が「ちょうだい」を言えるのはおよそ1歳後半頃です。
まとめ
子供に「ちょうだい」と言うと、子供が持っている物をくれるのは何歳頃からでしょう?
絶対に応じてくれるというわけではなく、だいたいの話です。
ものすごく好きな物は、そりゃあ簡単には渡せないでしょうから。
日常的に、ある程度の状況なら「ちょうだい」に応じてくれるようになるのは何歳頃なのか。
個人差はありますが、おおむね1歳前後からです。
そうやってやりとりが増えながら、
1歳後半頃には自分からも「ちょうだい」が言え、物を勝手に取ることが少しずつ減ってきます。
もちろん、子供の発達には個人差がありますから、あくまで目安ですが。
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