1~2個の積み木を積めるのはいつから?
子供が積み木を1~2個積むことができるのは何歳頃からなのでしょうか。
個人差はありますが、子供が積み木を1~2個積めるのは1歳前半頃からと考えられます。
解説
積み木を積むこと
積み木を積む行為は、子供の物に対する興味や手先の力、見る力やバランス感覚など発達の様々な側面を観察できる活動でもあります。
遊びとしても子供が取り組みやすく、健診などでも取り入れられることが多いです。
そして子供が積み木を「何個」積めるかに着目すると、子供のバランス感覚のレベルや反復作業に対する姿勢も観察できます。
バランス感覚は言わずもがなでしょう。
積み木は積めば積むほど難易度は上がりバランスを取る力が必要になります。
また、積み木を積む行為を繰り返すことは、おおむね同じ動作を行っていく反復作業です。
積み木を1個積んだだけで飽きてしまうのか、その後も(だんだんと高くなっていく積み木に興味・関心を見出し)繰り返し積み木を積めるのか。
この点を観察することでその子の集中力や知的好奇心を見ることができるでしょう。
定型発達における積み木を積む動作
子供の発達を客観的に見る方法のとして、遠城寺式乳幼児分析的発達検査、津守式乳幼児精神発達質問紙、KIDS乳幼児発達スケールなどがあります。
こういった定型発達を踏まえた質問紙によると、積み木を1個ないし2個積み重ねる行為は、おおむね1歳3か月や1歳4か月といった1歳前半の発達に位置付けられている傾向があります。
積み木を積むことと子供の発達
以上のように積み木を積む行為自体は1歳頃から可能になり、子供の成長を促す有意義な遊びの1つと言えるでしょう。
積み木を積む際に厳密な大きさや形の決まりはありませんが、やはり子供が持ちやすく安全な形状・材質が望ましいでしょう。
赤・青・黄・緑など色が付いた積み木も(色の勉強になるので)いいですが、一方で木の色を活かした素朴な積み木から遊んでみるのもおすすめです。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧



