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ブルーチーズ(ゴルゴンゾーラ)はいつから?何歳から?|子供に食べさせていい時期

公開日:2022年6月25日


 
 

ブルーチーズはいつから食べさせていい?

 ゴルゴンゾーラなど、ブルーチーズの類は子供にいつ頃から食べさせていいものなのでしょう?

 子供にブルーチーズを食べさせる場合は、1歳半から2歳以降・4歳以降・8歳以降などが目安になると考えらえます。
 ブルーチーズの摂取年齢に厳密な規定はありませんので、以下の情報を参考に自身の家庭に合う方針をとるといいでしょう。

 ただし子供に食物アレルギーなどがある場合はその限りではありませんので、医師の指示に従いましょう。
 また子供の成長には個人差があるので、あくまで目安の1つとお考えてください。

 以下、ブルーチーズを食べさせる時期について情報を整理していきます。

 
 
 

解説

ブルーチーズとは?

 ブルーチーズとは、青カビによって作られたチーズです。

 種類にもよりますがチーズの中では比較的クセのある種類であり、「好きな人は好き」といった好みが分かれるチーズと言えます。

 ブルーチーズには様々な種類がありますが、例えばゴルゴンゾーラチーズなどは比較的よく耳にする名称なのではないでしょうか。

 
 

ブルーチーズの栄養素

 文部科学省の食品成分データベースを参考にすると、

 ブルーチーズの栄養素は100gあたり

  • カロリー:326kcal
  • タンパク質:18.8g
  • 脂質:29.0g
  • 炭水化物:1.0g
  • 食塩相当量:3.8g


となっています。

比較対象として、例えばベビーチーズなどとしてスーパーでよく見かけるプロセスチーズは以下のようになっています。

  • カロリー:313kcal
  • タンパク質:22.7g
  • 脂質:26.0g
  • 炭水化物:1.3g
  • 食塩相当量:2.8g

 プロセスチーズは他のチーズと比べても塩分が高めのチーズです。
 プロセスチーズ以外のチーズを含めて考えても、ブルーチーズは塩分かなり高め、脂肪分も中の上の濃いチーズと言えます。

 
 

離乳食におけるチーズ

 厚生労働省による「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳が進むにつれて塩分・脂肪分の少ないチーズを食材に用いてもよいとされています。

 一般に離乳食は、

  • 離乳初期(5~6か月)
  • 離乳中期(7~8か月)
  • 離乳後期(9~11か月)
  • 離乳完了期(1歳~1歳6か月)

と大きく4段階に分けられます。

 このうち乳製品の摂取が段階的に始まるのが離乳中期であり、生後7~8か月頃に相当します。

 
 

ブルーチーズを与える時期

 このように、離乳食期に食べるチーズは塩分・脂肪分が少ない物が推奨されます。
 塩分・脂肪分が共に高いブルーチーズは離乳食の食材としては考えにくいでしょう。

 離乳食は一般的には1歳半頃に完了するとされています。
 このためブルーチーズを食べるなら早くても1歳半~2歳以降になるのではないでしょうか。

 また、青カビで作ったクセのあるブルーチーズを、幼い子供に食べさせるには躊躇する家庭も少なくないでしょう。

 環境省の資料によると、腸など消化管の長さなどが成人レベルに達するのは4歳以降、免疫系が成人レベルに達するのは7~8歳以降と考えられています。

 以上より、子供にブルーチーズと食べさせるなら塩分・脂肪分過多に注意しながら早くて1歳半ないし2歳以降、より無難にいきたいなら4歳以降、さらに無難にいきたいなら8歳以降などが参考になるかと思います。

 
 
 

参考資料

『小児の脆弱性の要因』環境省)2018年4月30日検索

『授乳・離乳の支援ガイド(2019)』(厚生労働省)2020年2月25日検索

『食品成分データベース』(文部科学省)2022年1月15日検索

『チーズの種類』(meiji)2022年1月15日検索

『チーズの種類』(チーズクラブ 雪印メグミルク)2022年1月23日検索

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