子供の偏食(好き嫌い)で多い食材は?
子供が嫌いやすい食べ物は、多い順に野菜類・海藻類・魚介類・乳製品などが挙がります。
やはり偏食(好き嫌い)として子供が食べたがらない食材は野菜に多く、特に緑黄色野菜がその対象になるようです。
解説
子供が嫌いな食材
日本家政学会の調査によると、幼児期の嫌いな食べ物は多い順に野菜類・海藻類・魚介類・乳製品(牛乳も含む)などが挙がります。
さらに具体的な食材を挙げると、ピーマン・トマト・ナス・にんじんなどです。
また野菜と同様にキノコ類も幼い子は嫌いな物になりがちのようです。
偏食の定義
「偏食」は一般的に「食べ物の好き嫌いが激しく特定のものだけを食べること」を指すと考えられます。
ただし、どの程度が「編食」かという学術的な定義はなく、意外と曖昧な用語でもあります。
食材と偏食の関連
人には大なり小なり食べ物の好き嫌いはあります。
しかしそれらが顕著になってくると「偏食」として養育者が心配することとなります。
その子が偏食か否かについて、野菜類と海藻類をどのくらい食べられるかは目安の1つとなるでしょう。
先ほど述べた通り野菜や海藻類は子供が嫌いやすい食品群であり、これらをどのくらい食べることができるかは、バランスの良い食事に関わってくるでしょう。
参考資料
『偏食の観点からみた幼稚園児の食習慣に関するパス解析』(一般社団法人 日本家政学会)2021年9月11日検索
『幼児の偏食と生活環境との関連』(日本民族衛生学会)2021年9月11日検索
『母親の就業状況別にみた幼児の偏食とその関連要因』(日本民族衛生学会)2021年9月11日検索
『幼児期前期における嫌いな食べ物の質的変化に関する縦断研究』(特定非営利活動法人 日本栄養改善学会)2021年9月11日検索
『幼児期における嫌いな食品の変化と偏食との関連』(西九州大学)2021年9月11日検索
『食の問題行動に関する臨床発達心理研究(1)偏食の経験的定義』(広島修道大学)2021年9月11日検索
『食の問題行動に関する臨床発達心理研究(2)偏食尺度の標準化と偏食の諸特徴』(広島修道大学)2021年9月11日検索