ジャングルジムは何歳から?
ジャングルジムに上ることができるのは何歳頃からでしょう?
運動発達には個人差はありますが、
一般的な大きさのジャングルジムに登ることができるのは5歳頃です。
解説
ジャングルジムと子供の運動発達
公園の遊具として代表的な物の1つであるジャングルジム。
手と足それぞれの力とバランス感覚が必要な遊びと言えます。
また、ジャングルジムに登ったけれど怖くて降りられないというのは、子育てのあるあるではないでしょうか。
自分が登るルートや降りるルートを考えたり、自分が降りられる範囲までしか登らない危険予測などジャングルジムは子供の認知的な発達も見ることができる運動と言えます。
ジャングルジムができる年齢
子供の発達を見る検査に、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。
子供の発達を全体的に見ることができる問診形式の検査です。
上記によると、ジャングルジムの上まで一人で登ることができるのは5歳0か月相当の発達と位置付けられています。
また類似した検査であるKIDS乳幼児発達スケールにおいても、5歳前半にはジャングルジム上で子供同士で追いかけっこができると考えられています。
つまりジャングルジムで登ったり降りたり横に移動したりしながら子供同士で鬼ごっこができる状態です。
ジャングルジムの教え方
ジャングルジムを登るには足の力だけではなく手の力が必要です。
一般的に子供は2~3歳頃に鉄棒にぶら下がることができるようになっていきます。
そして5歳頃にはジャングルジムに登ったり、ブランコを立ったまま漕ぐことができるようになってきます。
このように保育園や幼稚園の年中さん頃には、自分の身体を腕で支えて遊具で遊ぶことができはじめます。
ジャングルジムに登る際は初めは大人が付き添い手伝ってあげることが必要ですが、子供にその気がないのに大人が勝手に上へ上へと登らせてあげることは避けたほうがいいでしょう。
自分が降りられないほど高い距離になれば子供も怖がるでしょうし危険です。
子供が登りたい高さを少しだけ後押しするくらいのほどよいサポートで、子供自身に登る力と降りる力、慎重に判断をする力をつけてもらいます。