いろいろな暗黙のルール

自分のことを「自分」と言う人は子供っぽくて恥ずかしい

公開日:2018年3月11日

特に男性に多いと思います。
自分のことを「自分」という人。

体育会系っぽいですね。
学生の頃の部活ならそれでもよかったかもしれません。

社会人になって、自分のことを「自分」と言うのは正直恥ずかしいことです。
 
 
 

「自分」になる経緯

 
日本語には様々な一人称がありますね。

男性の場合、多くの場合プライベートでの一人称は「俺」ではないでしょうか。
しかし「俺」というのは公的な場所や目上に人には使えないわけですね。

そこで他の一人称が必要になってくるわけです。

男性が使う一人称と考えると、「僕」や「私」が挙がります。

「僕」はなんだか優等生っぽくてむずがゆい。
「私」はなんだかすごく年を重ねたみたい。

そういう、変なプライドのせいで一人称が「自分」になる人がいます。
 
 
 

「自分」を使っている現状の方が恥ずかしい

 
自分のことを「自分」と言う人は、「僕」と言うことがなんだか恥ずかしく感じてしまう人が多いです。

けれど実際は、周りが「僕」とか「私」とかを使っているのに「自分」を使っている現状の方が恥ずかしいです。

大学生ノリが抜けていないなあという印象を持たれてしまいます。

そして、こういうマナーや言動ってなかなか周りは指摘してくれないものです。
 
 
 

子供のほど、大人っぽくあろうとする

 
言動に関して全般的に言えることですが、
大人っぽくしようとすることほど子供っぽいことはありません。

子供ほど、大人っぽくあろうとします。
本当の大人は「大人っぽく」と背伸びしません。だってすでに大人なのですから。

自分のことを、素直に「僕」「私」と言える人が成熟しています。
 
 
 

まとめ

 
一人称をどうするかは個人の自由。
プライベートなら「俺」でもなんでも自分がしっくりくるものを使えばいいでしょう。

ただしこれが仕事や公的な場だと状況が変わります。
適宜「僕」や「私」などを使います。

新社会人なら、会社では「僕」と言えば不自然ではないでしょう。
20代なら「僕」で全然OK。

ただし社外の人やお客様に対しては「私」のほうが礼儀正しく見えるかもしれません。
社内でも、全体のかしこまった会議などでは「私」でいいかもしれません。

30代なら、場の雰囲気によって「僕」か「私」。
そろそろ「私」と自然に言えるように慣れていきましょう。
一方で、くだけた雰囲気の場なら「僕」のほうがいいときもあります。

40代なら部下を持つ人も多いでしょう。
若い人たちを指揮する立場になっているかもしれません。
若い人たちと世代差を感じる時期です。
穏やかに「私」を使えるようになりましょう。
飲み会や雑談なら「俺」でもいいかもしれません。
 
 
 
 
 
 
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