受給者証とは?
受給者証とは、医療や福祉サービスなどを受ける際に必要な証明書です。
文字通りサービスを受けるための証書ですね。
受給者証は療育手帳などとはまた異なります。
療育と受給者証
細かいところは状況によって異なりますが、
一般に療育施設や放課後デイサービスを活用したい場合、受給者証が必要になります。
受給者証は市町村から発行されます。
しかし、受給者証の発行にはその前段階として医師の診断が必要になります。
そのため実際の流れとしては、
医師の診断
↓
市役所の手続き
↓
福祉サービスとの契約
といった流れになります。
受給者証は受けるサービスによって種類が複数あるので、詳しくは市町村窓口に問い合わせながら行うといいでしょう。
受給者証の実際
受給者証のメリットは療育や福祉サービス利用時の費用の一部を負担してもらえるところです。
受給者証により利用者は少ない自己負担でサービスを受けることができます。
しかしながら療育施設によっては、受給者証の取得が契約の前提になっているところも少なくありません。
つまり仮に全額自己負担すると親が希望しても、施設側が受給者証がないと契約してくれないパターンもあるわけです。
ちなみに、受給者証があるから無限にサービスを受けることができるかというとそうでもなくて、受給者証には利用日数などの制限があり、その範囲内でサービスを活用することになります。
おわりに
受給者証は欲しいその日にすぐ発行というわけにはいきません。
医師の診断もそうですが、市町村の審査もあります。
そのため、療育施設にせよ放課後等デイサービスにせよ、利用したい日から逆算して早めに受給者証取得の手続きを行う必要があります。
また、療育施設や放課後等デイサービスなど受けるサービスによって受給者証も異なります。
就学などでサービスを切り替える際は、受給者証が同じものでいいのか別の手続きが必要か確認も忘れずにしましょう。