本人から吃音のことを聞かれたら
「どうして僕は言葉がつっかえるの?」
「なんでうまくしゃべれないの?」
「吃音って何?」
吃音のある子供本人から質問された場合、親はどのように答えたらいいのでしょうか。
本人から吃音について聞かれた場合、吃音のことを隠さず話してあげるほうが良いでしょう。
吃音のことをタブー視してしまうことは避けたほうが無難です。
解説
吃音のタブー視しない
子供自身から吃音について質問されたとき、どう答えていいか迷う親は少なくないでしょう。
子供を傷つけないため、自分がうまく言えるか自信がないため、理由は様々ですが子供の質問をはぐらかしてしまう人もいるかもしれません。
しかしながら、子供から吃音の質問をされたら正しい知識の下で正直に話してあげるほうがいいと思います。
理由は2つあり、
1つ目は吃音とタブー視することで、子供がそれ以後に吃音に関する相談を親にしにくくなってしまいます。
2つ目は、タブー視することで「吃音=隠さないといけないことと」という印象を子供が持ち、吃音や吃音のある自分に対してネガティブな印象を持ってしまいます。
これらから、吃音のことを家族間でタブー視するのは避けたほうが無難です。
子供が吃音のことを聞くのは、吃音に医学的知識を知りたいからだけではありません。
吃音のある自分はダメなのか、家族は受け入れてくれるのかといった心の奥底の不安もあるかもしれないのです。
親の答え方の例
「僕(私)はどうして言葉が詰まるの?」という質問に対する親の回答は状況により様々ですが、例えば以下のようなものがあります。
- 「吃音」って言うんだよ。詳しいことを、一緒に調べてみよっか。
- 頭に思い浮かんだ言葉と、声に出す言葉がずれてしまう癖があるのよ
- 言葉の癖の1つなの。でも病気ではないから大丈夫よ。
「なんでどもるの?」と友達から聞かれたときは
参考資料
『吃音』(ICD-10)2018年7月15日検索
『吃音症の遺伝学』(日本小児耳鼻咽喉科学会)2021年11月20日検索