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子供に酢飯は何歳から食べさせていい?~離乳食と調味料の関係~

公開日:2019年8月8日


 
 

子供に酢飯は何歳から?

子供に酢飯は何歳頃から食べさせていいものなのでしょう?

家庭の方針にもよるでしょうが、

子供に酢飯を食べさせるなら、1歳半以降、より心配な場合なら4歳以降が無難と考えられます。

以下、もう少し詳しく。

 
 
 

酢飯を食べることと子供の発達

当然ながら、酢飯とは白米に酢を混ぜたものを一般的には言いますね。

つまり「酢飯は何歳から食べさせていいのか?」という疑問は白米と酢を何歳から摂取していいのかという疑問に行きつきます。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によると、

一般に離乳食という時期は1歳半頃に完了します。
そしてこの離乳完了直後は軟飯(軟らかく炊いた白米)あるいは通常の白米を食べることができるとされています。

つまり、個人差はあるでしょうが
一般的な白米を食べる時期は1歳半以降が1つの目安になります。

さらに、同ガイドラインによると
離乳食開始初期は調味料の使用は必要ないとされています。

調味料は離乳の進行に応じてあくまで食材の味を活かすことを前提に使っていくとされています。

 
 
 

酢飯を食べるときに気をつけること

何でもそうですが、子供に初めての物を食べさせるときは親として心配なものです。

いずれにせよ、
子供に何か初めての物を食べさせるなら、平日の日中がおすすめです。

理由は単純で、万が一のときに医療機関を利用しやすいからです。

これが土日や夜中だったりすると病院を利用するのも一苦労です。

また、
子供は体調によって同じ食べ物でも違った反応をすることがあります。

初めての物を食べさせるなら子供の体調が良い時に、少量ずつ食べましょう。

先述の通り、酢は調味料であり例えば蜂蜜のように特に年齢制限が設けられている食べ物ではありません。

そのため常識の範囲内であれば離乳食が終了した1歳半以降なら食べさせても特に問題ないと考えられます。

しかしそれでもまだ不安を感じる場合は、例えば4歳以降がもう1つの目安になるかもしれません。

消化器官の中で大人と同程度に発達するまでの時間を比較的要するのが小腸ですが、小腸はおおむね4歳頃になると大人と同程度の長さにまで成長します。

 
 
 

まとめ

子供に酢飯は何歳頃から食べさせていいものなのでしょう?

酢は調味料であり例えば蜂蜜のように特に年齢制限が設けられている食べ物ではありません。

一方で、離乳食のガイドラインなどを参考にすると
離乳食開始初期は調味料の使用は必要ないとされています。
調味料は離乳の進行に応じてあくまで食材の味を活かすことを前提に使っていくとされています。

一般的に離乳食が完了する時期は1歳半以降。
4歳頃になると小腸を始め消化器官が大人と同じ程度まで発達していきます。

このように考えると、
酢飯は1歳半以降、あるいは4歳以降からの摂取が1つの目安になるかもしれません。

また、子供に何か初めての物を食べさせるなら、平日の日中がおすすめです。
子供の体調が良い時に、少量ずつ食べましょう。

また、これらはあくまで目安であり、アレルギーをはじめ人の体調千差万別です。
最終的にはかかりつけ医などの判断を仰ぎましょう。

 
 
 

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参考資料

『授乳・離乳の支援ガイド』(厚生労働省)2018年5月25日検索

『小児の脆弱性の要因』環境省)2018年4月30日検索

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