子供とメディア

子供にはタブレットよりもパソコンのほうがいいのでは?

公開日:2018年2月12日

子供に買い与えるならタブレットよりもパソコンのほうがいいのでは?っといった類の話です。

子供にタブレットやパソコンは必要なのか?
必要ならタブレットとパソコンどっちがいいのか?

タブレット(スマホも含む)やパソコンの必要性というのは、主に2つあるのかなあと思います。

・道具としての必要さ
・インターネットの必要さ

 
 
 

道具としての必要さ

 
道具としての必要さとは、「タブレットやパソコンがこういうときは他の道具より優れているから必要」という考え方です。

例えば、一度書いた文章を書き直したり一部入れ替えたり足したりするときは、紙に書くよりキーボードでデジタル機器に打ったほうがいいわけです。

他にも、動画や写真を印刷したり編集するのはデジタル機器の得意とすることです。

このように、タブレットやパソコンの道具として優れているところは、

・今までの作業を効率的にできる
・何か物づくりをすることができる

という点だと思います。

そして作業を効率的にするにせよ、何かを創り出すにせよ、タブレットはパソコンよりも劣るなあと思うわけです。
 
 
 

人類にとって文字を最も早く出力する方法

 
例えば現在の人類にとって文字を最も早く出力する方法は両手でキーボードを打つブラインドタッチなわけです。

同じくらい上手になっても、スマホの画面をタップするやり方よりキーボードを打つ方が断然早い。

そしてデジタル機器の強みの1つは慣れさえすれば紙に鉛筆で書くより速く文字を打てることです。

そしてこの強みはさらに派生します。
紙に書くより簡単に表を作れる。イラストを作れる。これらを再編集できる。

スマホでYouTubeを観て時間を潰すくらいなら、
パソコンでブラインドタッチを覚えたりエクセルで表の作り方を覚えるほうが有意義なのかなあと思います。
 
 
 

創造力は将来役に立つ

 
デジタル機器の恩恵の1つは、誰もが昔よりも簡単に物づくりができる点だと思います。

動画や音楽編集も物づくりですし、イラストもまたしかりです。
年賀はがきを印刷することだって物づくりです。

そういう創造力は将来役に立つでしょう。

そして何かを作り出すことが得意なのはタブレットよりパソコン。
プログラミングはほとんどパソコンで行われています。
動画編集や作成物の印刷もパソコンが自由度高いです。
 
 
 

インターネットの必要さ

 
「私達が1日に触れる情報量は一昔前の人々が一生かかって知り得た情報」といった言い回しはよく使われます。

それくらい情報が溢れる世の中なわけです。

情報が多い世の中において大切なのは
情報を活用する力と、その情報が真実か見極める力です。

そういう力をまとめてインターネットリテラシーと言ったりします。

インターネットリテラシーとは急につくものではなく、IT機器に日頃から触れていないと身に付かないわけです。
 
 
 

検索する力

 
インターネットリテラシーの1つに検索する力があります。

インターネット検索を行う際、
例えば「保育園」で検索するより「保育園 東京都内」で検索する方が都内の保育園を探す際は効率的なわけです。

このように、自分が調べたいことに関する検索ワードを効率的に思いつくことは非常に重要です。

スマホはパソコンより文字を打つのに時間がかかるため、
パソコンよりスマホの方が全体として検索ワードが1つになってしまう傾向があります。

文字を速く打つことができ、広い画面を扱うことができるパソコンの方が自然とネットリテラシーは向上します。
 
 
 

まとめ

 
タブレットとパソコンだとパソコンのほうが活用の幅は広いです。

タブレットだと既存のアプリで遊ぶ時間を過ごしがちです。
もちろん勉強アプリなどもありますが、いずれにせよ誰かが作った物で誰かが用意した答えを探す時間には変わりないわけです。

同じ時間を使うなら、
パソコンで何かの作り方を覚えたり使い方を覚えて、自分でしか作れない物を作る方がいいのではないかと思う今日この頃です。
 
 
 
 
 
 
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