パソコンにスイッチをつなげる際に必要なスイッチインターフェース。
パソコンとスイッチを橋渡ししてくれる機械です。
スイッチインターフェースを素人が最小限の労力で作るならUSB接続のゲームコントローラーを使うのがベストです。
前回までの記事で上記に至る考え方および具体的な作業方法を書きました。
前回の記事:パソコン用スイッチインターフェース自作5.基盤のはんだ付け
【実際に接続し設定する】
完成したスイッチインターフェースをパソコンにつなげて設定します。
コントローラーを使ったスイッチインタフェースは、つないだだけではまだ何も設定がない状態です。
ただパソコンがコントローラーが接続されていると認識しただけです。
スイッチで操作できるように設定をしていきます。
設定をしないといけないというと面倒に感じるかもしれませんが、
パソコン側で設定ができるというのは応用がきくというメリットがあります。
コントローラーを使ったスイッチインタフェースは、本体を一度作ってしまえばスイッチを付け替えたり設定を変えることでいろいろな用途に対応できる強みがあります。
【スイッチインタフェースにはJoyToKey】
設定には無料で使えるソフトであるJoyToKeyを使用します。
JoyToKeyはパソコンにつないだコントローラーを設定するソフトです。
補足記事:JoyToKeyとは?
JoyToKeyを持っていない方は、まずパソコンにインストールします。
JoyToKeyのインストール方法
【JoyToKeyで割り当てる】
例えば、スイッチインターフェースとJoyToKeyを使ってスイッチで左クリックをできるようにしてみましょう。
JoyToKeyをダブルクリックして起動します。
Button1をダブルクリックして設定していきます。
設定画面のMouseタブにて、左ボタンにチェックを入れます。
OKを押して設定を完了しましょう。
以上でスイッチを押すと左クリックと同じ動作がパソコン上で起こります。
クリックだけで遊べるゲームがインターネット上にはけっこうあります。
有名なところでは、ドラえもんチャンネルがあります。
補足記事:ドラえもんチャンネルを1スイッチで遊ぶ
【設定はいろいろできます。】
JoyToKeyを使えばスイッチインターフェースの使い道は無限大です。
いろいろな設定をしてみましょう。
実例はこちら。
参考記事:【随時更新】JoyToKey記事まとめ
【さらに応用へ・・・】
以上でパソコン用スイッチインタフェースが完成しました。
次回はスイッチを2つ以上つなぐ場合を検討したいと思います。
続きは次回へ・・・