国試の勉強法
国家試験の勉強法の1つに、自分の声で勉強内容を録音するという方法があります。
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)。
医療職の国家資格は臨床実習もあり実質的に本格的な国家試験の勉強は秋頃からの短期集中になりがちです。
期間が限られているためやはり効率的な勉強が必要でしょう。
机に座ってテキストを解くことはもちろんですが、一方で他のことと併行してできる「ながら学習」も取り入れると有意義ではないかと思います。
解説
やり方
試験勉強において過去問を解くことは最も重要なことと思います。
そして過去問を解けば多くの人は現時点では解けない問題・わからない問題が存在します。
過去問で解けない・理解できていなかった問題を洗い出し、その解説と答えを自分の声でスマホのボイスレコーダーに録音していきます。
そして家事をするときや通学時などにできるだけそれを聞くようにします。
完全に理解し過去問の解き直しや模試で解けるようになればその音声は削除し、新しい問題解説を録音していきます。
これを繰り返し自分専用の苦手克服音声教材を作っていきます。
メリット
自分の声で自分の苦手な問題解説を録音することは以下のメリットがあります。
- 自分で問題の解説・説明をすることで、より頭に入る・理解度が増す
- 自分の声を自分で聞くことは通常違和感があるので、余計に記憶に残りやすい
勉強は人に教えたり説明するほうが頭に入るというのはよく言われることです。
また、自分の声を聞くというのは多くの人にとって違和感のある行為です。
どこか恥ずかしいというか、心地良くないものです。
こういった違和感を逆に活用します。
YouTubeとの違い
音声や動画で勉強するならYouTubeでも「ながら学習」は可能です。
ただし学習内容をより自分に合わせると言う意味では、自分の苦手を録音するほうが手間はかかりますが効果的でしょう。
またYouTubeなど既存のアプリはつい他の娯楽動画を見てしまう誘惑があります。
そういう意味では、スマホではなくただのボイスレコーダーを使うというのも1つの方法かと思います。