免許申請ですること
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)。
いずれもリハビリの国家資格であり、国家試験合格後に免許申請を行うことで免許が届きます。
必要な書類としては
- 免許申請書および収入印紙9000円
- 診断書
- 住民票あるいは戸籍謄本
- 登録済証明書のハガキ
などがあります。
解説
全体の流れ
全体の流れとしては、
- 冒頭の必要書類を使って国試合格後できるだけ早く申請する
- 免許は届くのに時間がかかるため、先に登録済証明書が返信される。これが仮免許となる
- 後日、正式な免許が届く
ポイントはできるだけ早く登録済証明書を返信してもらうところです。
登録済証明書のハガキを送ると、これに登録番号などが記載され返信されてきます。
この登録済証明書が免許が届くまでの仮免許となり、職場で診療報酬を申請するために必要となります。
学校などと相談しながら間違いないように
基本的に、申請に必要は書類は先生や周囲の人と相談しながら慎重に準備していきましょう。
不備があって申請しなおしになれば、そのぶん免許の発行が遅れてしまいます。
例えば診断書とは薬物中毒でないなどを証明する診断書です。
最寄りの病院で書いてもらってもいいでしょうが、大学や専門学校が系列の病院を紹介してくれる場合もあるでしょう。
戸籍謄本も診断書も発行日の期限がありますし、印鑑はシャチハタは不可です。
こういった当たり前と言えば当たり前のことが、初めて自分で全部自己判断でやろうとするとなかなか煩雑なものです。
先に登録済証明書を職場へ提出
登録済証明書が返信されてきたら、ひとまず職場へ提出しましょう。
おそらくコピーを職場に渡すことになります。
登録済証明書あるいは免許が確認できないと、診療報酬が算定できずリハビリの仕事が始められないかもしれません。
国試は3月に合格発表があるので、4月から就職するならどんなに急いでも免許は仕事初めまでに届きません。
このためできるだけ早く登録済証明書を手に入れることが大切です。
参考資料
『資格申請案内』(厚生労働省)2022年2月27日検索