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公開日:2019年11月3日


 
 

実習先に就職するのはありかなしか?

自分が行ったにせよ同級生が行ったにせよ、
実習先を自分の就職先の候補にするのは悪くない選択です。

自分の希望に沿うのであれば、実習先に就職するのもありでしょう。

病院にもよりますが、
実習を受け入れるような病院は人材確保にも関心がある病院であることが多いです。

そして、誰か新しい人材を入れるなら、面識のある学校や学生を採用したいものです。

学生側にしても、面接や見学では職場の雰囲気を知るには限界がありますから、見知った実習先だと情報が豊富です。

実習先に就職するのは、就職してからの「新し環境ゆえのストレス」が少なくて済みます。

 
 
 

実習先は人材も欲しい

病院にもよるでしょうが、
実習を受け入れるのは、学校とつながりを持って人材確保をしたいという病院の意図もあります。

リハビリという仕事は国家資格の必要な仕事で、長く働ける仕事です。

一方、いわゆる「手に職のある」仕事なので、転職が比較的行われます。

そのため多くの病院は人材が流動的で、新しい人材が欲しい機会がちょこちょこあります。

そんなとき、実習を受け入れている学校やその学生はやっぱり採用する側からすれば親近感があります。

多くの病院は、実習生が就職してくれることは大歓迎なわけです。

 
 
 

雰囲気がわかる職場がいい

どんな仕事・会社もそうですが、入ってみないとわからないことってたくさんあります。

残業に対する雰囲気や、セクハラ・パワハラに対する意識。
仕事の量や社員教育の充実。

給与も大切ですが、そういう数字で書かれていること以外の要素も大切です。

けれど、ちょっとした面接や見学だけでこれらの雰囲気を知るには限界があります。

実習はスタッフが学生を見ますが、
学生や学校だってその病院を見ています。

実習を通して、その病院の職場としての雰囲気がある程度わかります。

なんでもかんでもわかるわけではないでしょうが、少なくともまったく知らない病院よりは「こんなはずじゃなかったのに」と思うことは少ないでしょう。

 
 
 

おわりに

リハビリの求人というのはどの病院も1~3人くらいの求人数が多いのではないでしょうか。

よほど大病院は部署ができたばかりでないかぎり、1つの病院あたりの求人は多くありません。

こういう場合、
人材は欲しいけれど一般的な求人広告は出していない病院も多々あります。

要するに、求人は出てないけれど電話で聞いたら面接してくれる病院がけっこうあるということです。

実習先にせよそうでない病院にせよ、気になる就職先があったら一度聞いてみるといいでしょう。

意外とそのまま面接が決まって内定をもらえたりするかもしれませんし。

 
 
 

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