人に物を貸すときに、気をつけることを考えます。
1. 物の貸し借は互いの信頼関係のもとに成り立つ
2. お金の貸し借り
3. 大きな責任が伴う物は貸し借りの対象ではない
4. 貸す物は、万が一なくなってもいい物
5. 返してほしいのに、なかなか返してくれない
6. その他の記事
物の貸し借は互いの信頼関係のもとに成り立つ
人に物を貸してあげることは親切な行為のひとつです。
しかしながら、人に貸すことが好ましくない物というものがあります。
物を貸し借りするというのは互いの信頼関係のもと成り立ちます。
互いの信頼関係にひびが入る恐れがあるような物の貸し借りはしないようにします。
お金の貸し借り
お金の貸し借りは好ましくない貸し借りの代表です。
心理学の実験で、500円のチョコ(プレゼント)を渡すときと500円を直接渡すのではチョコを渡す方が気持ちが伝わるそうです。
お金は数字なので、人の感情を遠ざけます。
お金は人の気持ちが伝わりにくいわけです。
お金を貸し借りすると、お互いがただのATMになってしまいます。
お金以外の方法で助けたり力になってあげるほうが素敵です。
それでもお金を貸してほしがる友人・知人がいたら・・・
ちょっと人間関係を考える機会になるかもしれません。
大きな責任が伴う物は貸し借りの対象ではない
車も貸し借りの対象としては好ましくない物のひとつです。
自分の車で相手が事故したときに、車の修理や相手の怪我はどうするのか。
自分なら保険でなんとかなるかもしれませんが、他人はそうはいきません。
大きな責任が伴う物は貸し借りの対象ではありません。
車や家の鍵、クレジットカード、高価な物。
医薬品や個人情報が入っている物などです。
貸す物は、万が一なくなってもいい物
物を人に貸すときは、それが万が一なくなってもいい物を貸します。
人に物を貸すということは、何が起こるかわからない。
その人が扱っているときに壊してしまうかもしれない。
なくしてしまうかもしれない。
なかなか返してくれないかもしれない。
物を貸して元通りに戻ってこなかったときに過剰に怒ったり落胆すると自分がきついです。
だから人に貸すなら万が一なくなってもいいと思えるくらいじゃないと貸さない方がいいです。
返してほしいのに、なかなか返してくれない
貸した物を返してほしいのに、なかなか相手が返してくれないときがあります。
自分は悪くないのですが、返却を催促するのはなんとなく気が引けるものです。
「すぐ返してと言ってきてケチケチしてるな」と相手に思われたくないからです。
とは言っても、「○○(いつ)に必ず返してね」といちいち期日を告げるのもやっぱりケチケチしている印象を受けそうで言いにくいです。
自分はそろそろ返してほしいのに、相手がなかなか返してくれないことは往々にしてあります。
人は心理的に、自分の所有物には敏感になりますが、他人の所有物には鈍感になるからです。
だから相手が物を返してくれないときは、単に心理的に認識が違うだけのときがあります。相手が必ずしもルーズだからというわけではないのです。
人に物を貸すとき、「○○(いつ)に使おうと思ってるからそれまでに返してくれればOKだよ」とさりげなく返す日の目安を言っておくとあとがスムーズです。