療育コラム

療育の必要がない子はどんな子か?|発達障害児の子育て

公開日:2022年5月4日


 
 

療育の必要がない子はどんな子か?

 一般的に発達に遅れがない場合は療育の必要はありません。

 療育は小集団ないし専門家とのマンツーマンで行われることがほとんどです。

 このため、発達に遅れがあってもそれが軽微で、小集団やマンツーマンより通常の保育園での「集団場面」のほうがその子の成長を見込める場合、療育の必要はないと判断されることが多いです。

 
 
 

解説

療育とは?

 療育とは、医療的な支援も含めた教育・保育のことです。

 発達障害などの特性を踏まえた合理的な配慮の下、その子の成長を促す支援を行っていきます。

 健診などでの指摘や保育園で「気になる子」として挙がり、これをきっかけに医師の診断・紹介などで療育に至るケースが多いです。
 

 
 

療育が必要でないケース

 療育は発達の遅れや障害に対して支援を行う場であり、発達の遅れのない子が勉強をする塾ではありません。

 このため発達の遅れやそれに伴う困りごとが客観的にない場合、療育の対象にはなりません。

 また、冒頭で述べたようにその子の状況から、通常の保育園などで集団場面の方が成長が見込める場合、あえて療育を行わないこともあります。

 
 

療育が始まらないケース

 療育が必要ない子と関連して、療育にまだ至らないケースもあります。

 療育の内容は多岐にわたりますが、例えばその中で言葉の発音の練習があります。

 「言葉の発音が気になる」という親の相談に対して、当然療育は発音の練習が想定されます。
 しかし発音の練習には適齢期があり、早ければ早いほどいいというわけではありません。

 このように、親が受けたい療育の内容や、施設が想定している療育の内容にその子の発達の時期が合致しない場合は療育に至らないことがあります。

 
 

療育よりも生活環境を整えないといけないケース

 家庭環境が複雑で療育どころではないというパターンもあります。

 例えば親のDVなど、療育で何かを学ぶというよりは、福祉的な支援で家庭環境を改善することが優先される場合です。

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