子育てをしていると、「あー、うちの子もあるある」といった類いのことがけっこうあります。
子供の「あるあるネタ」については、笑っちゃうものから感心するものまで様々です。
子供の「あるあるネタ」は子供の成長過程必要な要素が多分に含まれています。
今日は発達学の側面も踏まえながら子供の「あるある」をみていきます。
「ねえねえ!」「あのね」など親に話しかけてくる。
親が手を止めて聞く準備をする。いざ話しを待つと子供の話が続かない。
親からすると「ないんかいっ!」って感じですね。
話したいという欲求が高まり、話したいこともぼんやりと頭に浮かびつつあり、でもまだ言葉にできない。
2歳頃は「ねえねえ」と話しかけるも話しが続かない年頃です。
身近に本があったり、読み聞かせの習慣があると、2歳頃から本を自分で読みだします。
動揺など、慣れ親しんだ歌の一部分を歌い出すのも2歳頃。
なんでもかんでも「なあに~?」と聞いてくるのも2歳前半。
好奇心旺盛です。
親が四つん這いになり、子供が上に乗ってお馬さんごっこ。
お馬さんごっこが好きなのも2歳前後から。
友達や弟や妹が何か悪さをしたとき、すぐに親に言いつけに来るのもこの時期です。
年下の子や、弟・妹の世話をやきたがるのも2歳後半くらいから。
時間がかかるけれど、自分で洋服が着たい。自分で靴は履きたい。
自分でしたがるのもこの頃です。
両足でぴょんぴょん跳ぶことができるのも2歳前半頃。
鉄棒など、ぶらさがることができるのも2歳くらいから。
滑り台ができるのも2歳頃から。
ままごとをそれらしくできるのも2歳くらいから。
特におもちゃが散らかりだす頃です。
いっぱいおもちゃを並べて遊ぶのが大好きなお年頃。
「大きな栗の木の下で」や「むすんでひらいて」など手遊び歌ができるはじめるのも2歳半ば。
子供の何気ない言動一つ一つに、子供の発達の様々な要素が含まれています。
親から見たら、褒めちゃうような言動も怒っちゃうような言動も、笑っちゃうような言動も呆れちゃうような言動も、全部子供にとっては一生懸命で成長を示唆する言動なんですよね。
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